ピークス

2018.12.14

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筆とまなざし#112「笠置山にて、ルートクライミング体験会を開催しました」

恵那・笠置山クライミングジャンボリー2018

先週の暖かさとは打って変わり、週末から急に冷え込むようになりました。アトリエ小屋に向かう小道には針のような真っ白い霜が降り、赤く紅葉した葉はさらにきらびやかさを増しています。

先週土曜日は笠置山でクライミングイベントが行われました。「恵那・笠置山クライミングジャンボリー2018」。昼間の岩場でのコンペと夜のクライミング映画「ドーンウォール」上映会がメインコンテンツ。そのほか、クライミングメーカーやジム、クライミング関係の古書店やクライミングをモチーフにしたアクセサリー作家などがブース出店。僕はルートクライミング体験会を開催しました。

体験会の参加者は3名。普段から人工壁でトップロープクライミングをしている方、外のボルダーには行っているがルートはほとんど未経験の方、ジムでボルダーはしているが岩場は初めてという方。1人で行なうにはちょうど良い人数です。

晴れ予報のはずが、日差しのほとんどない曇り空。寒い! 空を見上げるとパラパラと白いものが……初雪です。とはいえ、参加費をいただいている以上中途半端なところでやめるわけにはいきません。みんなの顔を見るとまだ大丈夫そう。寒さに震えながら2本のルートを代わる代わる登り、最後に3つのルートからトライしてみたいルートを選んでもらうことにしました。ひとつは5.10aのスラブ、ふたつ目は5.10bのフェイス、もうひとつは5.10aのクラック。唯一の男性、アルパイン志向のTさんが言いました。

「クラックやってみたいです」

アルパインクライミングではクラックは必須技術。それまでのルートは難なく登っていたものの、この被ったクラックにはみんな奮闘。終了点にたどり着いたのは、いつも笠置山にボルダーに来るというSさんでした。奮闘したおかげで少しは体が温まったでしょうか。風邪引いていなければ良いのですけれど・・・。短い時間でしたが皆さん楽しんでもらえたようでホッと一息。

さて、今回のコンペの参加者は53名、「ドーンウォール」の参加者は130名以上に上りました。顔見知りもなん人も来てくれたし、エリアの整備をしてくれている地元のおじさんたちも駆けつけてくれました。映画は前評判どおりの素晴らしさ。岩場の麓の小さな公民館での上映会。この場所で、こんな風に楽しい企画ができることに幸せを感じた一日でした。

成瀬洋平
Yohei Naruse

1982年岐阜県生まれ。山を歩いて見聞きしたことを絵や文章で表現することをライフワークとする。雑誌への執筆のほか、展覧会や水彩画ワークショップも開催。雑木林の中に自力で制作した小屋で制作に取り組みながら、地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画などにも携わる。
ブログ http://d.hatena.ne.jp/naruseyohei
ウェブストア https://naruseyohei.stores.jp

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