ピークス

2019.7.31

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筆とまなざし#139「久しぶりの東京にて。展示会とコンポーズブルーの絵の具」

数年ぶりにアウトドアメーカーの2020年春夏モデルの展示会に行ってきました。東京にいるころはいつも足を運んでいたけれど岐阜に引っ越してからは腰が重くてめっきり足を運ぶ機会が減っていました。

高速バスで上京し、まずはラ・スポルティバへ。今年のカレンダーに絵を採用していただいていたりとお世話になっているスポルティバ。勝負靴のソリューションもアプローチシューズも登山靴も愛用している、イタリアのトップ登山靴ブランドです。会場にはイタリア本社の写真や歴代アスリートが使用したシューズ、そして新商品がずらりと並べられていました。ソリューションのニューモデルが気になっていて、実際に見ると期待どおり。これはベストバイな一足です。柔らかめのニューシューズも気になるところ。久しぶりに社長さんの顔を見ることができて訪れた甲斐がありました。

続いて浅草で行なわれている合同展示会へ。新商品にも増して展示会がおもしろいのは、友人知人や東京にいるときからお世話になっているメーカーの担当者、それに有名クライマーにも会えるところ。東京を離れてからもうすぐ10年になるのですが、以前と変わらないようすで話してくれるみなさんのありがたさをひしひしと感じた一日1でした。

翌日は有楽町で行なわれる映画『フリーソロ』の試写会へ行くことになっていました。以前、いっしょに仕事をした配給会社が手がけているということでお声がけいただいていたのです。試写会は午後からなので、丸の内で行なわれている伊藤正一の写真展「源流の記憶 -『黒部の山賊』と開拓時代-」へ。その後、まだ時間があったので銀座の画材屋「月光荘」へ行くことにしました。かわいいホルンがトレードマークの月光荘。ちょうどお気に入りの水色の絵具がなくなってしまったため立ち寄ったのです。ほかの色は別メーカーのものを使っているのですが、たまたま見つけたこの水色の絵具だけは月光荘のものを使っています。以前買ったのはまだ東京にいるときですから、ひとつのチューブでもうずいぶん絵を描いてきました。すでにラベルは剥がれてなんという色なのかわかりませんでしたが、陳列棚を見ると一目で見つけることができました。

「COMPOSE BLUE」

山の端に太陽が落ち、まだ雲を赤く染めている残照の空。あるいは日の出前の白み始める曙の空。そんな淡く儚い空を描くのに欠かせないのがこの水色なのです。迷わず一本買い求め、『フリーソロ』の試写会へと向かいました。

成瀬洋平
Yohei Naruse

1982年岐阜県生まれ。山を歩いて見聞きしたことを絵や文章で表現することをライフワークとする。雑誌への執筆のほか、展覧会や水彩画ワークショップも開催。雑木林の中に自力で制作した小屋で制作に取り組みながら、地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画などにも携わる。
ブログ http://d.hatena.ne.jp/naruseyohei
ウェブストア https://naruseyohei.stores.jp

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