2016.8.11

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山岳カメラマン杉村航がキヤノン PowerShot G3 Xを使ったフォトトレッキング講座を開きました!

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梅雨明けまでもう少し。けれども夏本番を待ちきれずに、僕らは車山高原へとフォトトレッキングに出かけてきました。今回はいちばん右でカメラを構える僕、杉村航が講師として生徒たちをリード。

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生徒として参加してくれたのは、えりなちゃん(左) ななちゃん(右)

二人とも登山経験はそれほどないらしく、ななちゃんは初めてに近いようだ。そんな彼女たちのために選んだのは、長野県霧ヶ峰、車山肩から車山山頂を経て八島ヶ原湿原。トレッキングというよりハイキングに近いコース。ここなら安心して写真撮影に専念できるね。持っていくカメラはキヤノンのG3 X。これがこんなときにも実に優等生カメラ。大きく重たい一眼レフでは、山に持っていくと気合いは入るが慣れないと疲れてしまうし、レンズ交換も煩わしかったりする。かと言って、コンパクト過ぎると逆に扱いづらかったりするし、カメラ操作を覚えるのには不向きだ。G3Xは大き過ぎず小さ過ぎず、レンズ交換不要で24mm~600mm相当まで対応してくれる万能選手。1インチセンサーで画質的にも必要十分だ。

 

 

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上)まずはカメラの使い方を伝授。 左)山歩きには、まず靴ひもの結び方から!これで3人の距離がぐっと縮まった! 右)本題の操作方法。ななちゃんはビューファインダーよりも、背面液晶のほうがお好みかな?

天気はまずまず、山なんか撮らずに二人を撮った方がいいのでは?というくらいスラリと綺麗な生徒さんたち。正直僕は、かなり緊張しながらのスタートだった。とにかく早く彼女たちのハートを掴まなければ。盛り上げようとするが空回り?今ひとつ反応がうすい……アセる僕。この辺り一帯は、一面に咲き誇るニッコウキスゲで有名なのだが、今年は例年より早く花は終わりかけ。G3Xにビューファインダーを取り付けながら、ウンチクを語るも逆効果。さらにアセる。何か目を引く被写体を見つけたいのだが、そんな都合よくはいかない。

おっ、えりなちゃんの靴ひもがほどけている。チャンス到来!さっそく解けにくい(解きたいときは簡単)靴ひもの結び方を伝授する。

そうしていると、ななちゃんも話にのってきた。どうやらちょっとは関心を持ってくれた様子。ほっとひと息。靴ひもよ アリガトー!

えりなちゃんは普段から写真に興味があってカメラもレンズ交換できるミラーレスを持っているらしい。G3 Xを構える姿も様になっている。絞りやシャッタースピードの話も聞いてくれている。山歩きも少々たしなむそうだ。一方のななちゃんはまだ山頂というものを踏んだことがないらしい。カメラも携帯専門みたい。ファインダーを覗くことに慣れない様子で、なんだかぎこちない。ふと、背面液晶を見つめるななちゃん。

「これってタッチパネルですか?」

そうだった! 気付いた彼女は颯爽と画面をいじりだした。背面液晶で撮る方がしっくりくるみたい。世代の違い・・・

そんな感じで年齢も近い二人だが、感性、好みはそれぞれ違っておもしろい。

 

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道ばたの花々を撮りつつ山頂へ向かう。

登山道の脇、草原の枝にトンボが止まっていた。こんなとき、G3 Xの広いズームレンジがありがたい。マクロ(接写)モードにもすぐ設定できる。

えりなちゃんが撮影したトンボ。お見事!

僕とえりなちゃんが撮り終わるが、若干不器用(失礼!)なななちゃんが満足する画を撮る前にトンボは飛んでいってしまった。

「大丈夫! トンボは驚かさなければ、だいたいはまた同じ場所に戻ってくるよ。」

あれっ、戻ってこない……

 

ななちゃん、ガンバレ!

ななちゃん、ガンバレ!

 

しかしこのルートは想像以上に人気。すれ違うハイカーの邪魔になってはいけない。気を遣ってなかなか撮影に集中できない。山歩きの基本や花や山の説明を続けながら山頂を目指す。そんな中、二人とも体力は十分あるようで、楽しそうに撮影を繰り返している。そんな様子を見ながら、僕も夏らしい雲が織りなす高原の景色を何枚か切り取った。レンズ交換せずにいろんなバリエーションを撮れるのは小気味いい。

到着した車山の山頂は人だかり。

はしゃいで走り回る小学生やワンピースが涼しげなお姉さん。3世代くらいの家族連れ。そう、実は裏側からリフトで上がって来れるだ……。ななちゃん、初登頂なのになんだかゴメン。それでも360°の展望は素晴らしく、登ってきた達成感はあるよね!?

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下はえりなちゃん、ななちゃんのそれぞれが撮影した写真。ふたりとも、よくできたのでは。

のんびり休憩したのち、ちょっとした岩の上に立って撮影会。画面に余分なものが入らないよう、さらに高度感を出すためにローアングル。画面を整理して、背景に涌き立つ積雲をうまく取り入れる。ややハードな雰囲気を出すために少々アンダー気味に。アルパインムードを演出できたかな? 実は岩で隠した裏側には、盛大にお弁当を広げている人もいたのだが、全く感じない写真マジック!?

 

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賑わう山頂を後に、車山乗越へ。先ほどまで雲の中だった蓼科山も姿を現した。歩きながら素早くパシャリ。

「どうやって撮るものを見つけるんですか?」

と、えりなちゃん。

「キターーーーーー!!」

嬉しい質問に、すっかり調子に乗った僕は、オタク気質全開で話し出してしまったいた。マズい。ほどほどで止めないと。ちょっとクールに。「何を撮るかも大事だけど、光を見極めることが重要だよ。」写真の語源である「フォトグラフィー」は、「光で描く画」という意味。そんなおもしろくもない小難しい話も、「光画」という言葉も、えりなちゃんはを理解してくれていた、ようだ。オートばかりではなく、僕のオススメするマニュアル露出もちょっとトライしてみたりして。なかなか筋がいいぞ。

一方のななちゃんは「??」な顔になっている。大丈夫、写真はセンスだから!

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乗越の分岐を過ぎ物見石方面へ。ようやく静かな高原の雰囲気になってきた。ななちゃんをモデルに、「山雑誌で見るような同行者の写真」の撮り方講座! 山写真は景色だけ撮ってももちろん画になるが、人物、登山者を入れることでスケール感やリアルな感動を表現しやすい。えりなちゃんと写真対決だ。ビューファインダーの角度を変え、ふたたびローアングル。広角にズームし、空を見上げるように青空と雲のパターンを取り入れた。明るく広がる空に向かうようなイメージで、ななちゃんにはお決まりの振り返りポーズを。撮った写真を見せ合いながら、写真に決まった答えはないが、えりなちゃんにちょっとアドバイス。すると途端に雰囲気が良くなっていく。伝わる。やはり筋がいいぞ!

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上)撮影:杉村 左)Before 右)After 下の2枚はともにえりなちゃんが撮影。

上)撮影:杉村 左)Before 右)After 下の2枚はともにえりなちゃんが撮影。一瞬日が当たったタイミングを逃さず撮ることで、ずいぶん印象が違う。

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岩でカッコつける僕を横目に、ふたりともG3 Xに夢中になっていたようだ

 

緑の草原にこつ然と現れる物見石。ふたたび調子に乗った僕は岩の上でポーズを決める。ちゃんとカッコ良く撮ってくれよ〜。あれっ、二人で撮り合いっこしてる・・・

ここから道は八島ヶ原湿原に向かって緩やかに下っていく。空は少々雲が多くなり薄曇り。今ひとつパッとしないがこういうときこそプロの腕の見せどころ。奥霧小屋から御射山へ向かう。草原の小道で可愛く友達(女子)を撮る講座!モデル撮影会みたいでこっちの方が楽しいぞ。

 

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逆行気味でカメラを構え、肌に直接光を当てないようにしながら、柔らかい光でモデルを撮ってあげる。絞りは開け気味、ハイキーなトーン。ビューファインダーがあるとクリアーな画像を見れてストレスがない。表情を指示しながら、自然な仕草のなかの美しい瞬間を探る。わずかな目線の違いも見逃さないで、逆にちょっと強めの写真も・・・

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ふたりともさすがモデルさん、立ち姿もポージングも決まってて楽!

 

 

気付けば楽しいひとときはあっという間に過ぎていく。

 

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木道を辿り、湿原の周りでさらに被写体を探す。西の空はすっかり雲に閉ざされ、残念ながら夕日は期待できそうにない。ここは本当は朝イチ、夜明け前から湿原を狙うのがオススメ。霧が辺りを包み込んでドラマチックな写真が撮れたりするよ。そんな話をしながら撮影を終了とした。

そのまま八島ヶ原湿原の畔でこの日撮影した写真を見せ合う。今日一日の撮影スタート時から終了までを時系列に沿って見ていくと、最初と最後ではかなり写真の質が違う。漠然とした写真から見せたいものがしっかり伝わる画面作りができてきている感じがする。

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上達したな〜。説明書も読んでないのに、いつの間にやらG3X を使いこなしてる。

「先生が良かったからね!」

と、ただ生徒の資質がよかったのを勘違いしつつ、先生冥利につきるいい一日となった。

次回はより山岳エリアへご一緒しましょう!

 

写真◎三田正明

衣装協力◎モンベル

 

誘われた側のえりなちゃん、ななちゃん目線の記事もチェック!


今回のフォトトレッキング講座で講師を務めた杉村航さんも出演する「Canon PowerShot G3 X SPECIAL SITE」内の撮影紀行では、さまざまな山のスペシャリストがG3 Xを持ってフィールドに出ています。性能をいかした本格的な写真の数々は見る人をうならせるものばかり。ぜひこちらもチェックしてみてください。

http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/g3xsp/list/

 

杉村航

長野県在住の山岳カメラマン。クライミングからスキーまで、幅広いジャンルをこなす。長野県内の山をガイドする、信州登山案内人でもある。

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