2016.11.2

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成瀬洋平の絵日記連載|筆とまなざし #018「3代目の山道具、ラ・スポルティバのボルダーXミッド」

今回は、つい最近購入した山道具のお話を少し。

毎シーズン新しいモデルが発売される山道具。同じものを何度も買うことはあまりないのだけれど、この靴は今回で3代目。アプローチシューズの「ラ・スポルティバ/ボルダーXミッド」です。前まではグレーを使っていましたが、今回は青にしてみました。二代目は前に穴が空いていてかなりよれてきたので、2軍に退き、開拓などの作業用として使おうと思います。

クライミングのアプローチ用に開発されたのがアプローチシューズ。ほかのシューズともっとも違う点は、ソールのフリクション性能の高さです。岩場へのアプローチは当然岩場が多く、フィックスロープが張ってあるところも多々ありますし、登山道ほど整備されていないところがほとんど。そんな場所でも滑りにくい、まさに「岩に強く」作られたのがアプローチシューズです。

各社さまざまなモデルを展開していますが、このモデルの特徴は名前のとおりミッドカットだということと、ゴアテックスブーティー内蔵だということ。自重は重くなりますが、安定性が高いモデルです。

このモデルを使い続けている理由はここにありまして、普段のクライミングのみならず、山でも使いやすいからなのです。硬い登山靴だと滑りそうな岩場でも、この靴なら抜群のフリクションで軽快に歩けるので、夏の北アルプスの岩稜などでは最高に使いやすい。簡単なバリエーションルートだって十分に登れてしまいます。小屋泊まりはもちろん、慣れている人ならテント泊装備など重荷を背負っても大丈夫でしょう。

そんな機能性とは裏腹に、クラシカルなデザインも気に入っているポイント。これなら、低山のスケッチハイクなどにも違和感なく使えます。独特なシューレースシステムは同社のクライミングシューズ「ミトス」を継承。「ミトス」は高校生の時に買った初めてのクライミングシューズなのでそんなところもなんだかうれしい。

そういえば、クライミングシューズも同じモデルをもう何足履き潰したことか。ソールの減りがスピードアップするシーズン、こちらもそろそろ買い替えたい……。

 

【第1回】山の小屋から
【第2回】夏になったら――
【第3回】北アルプス、そのまた北へ(前編)
【第4回】北アルプス、そのまた北へ(中編)
【第5回】北アルプス、そのまた北へ(後編)
【第6回】真夏の小さな物語
【第7回】初めてのマルチピッチ(前編)
【第8回】初めてのマルチピッチ(後編)
【第9回】星野道夫さんに会いに行く
【第10回】吉田 博と「劔山の朝」
【第11回】上高地スケッチ絵画講座、開講
【第12回】偉い! とうなったおすすめギア
【第13回】ドロミテ山塊へのクライミングトリップ
【第14回】笠置山クライミングエリアの開拓
【第15回】秋のよろこび、中津川の味覚「栗きんとん」
【第16回】ようこそ ようこそ 笠置山クライミングエリア
【第17回】カフェのご主人、お客さんと、秋の野外水彩画教室

 

成瀬洋平
Yohei Naruse

1982年岐阜県生まれ。山を歩いて見聞きしたことを絵や文章で表現することをライフワークとする。雑誌への執筆のほか、展覧会や水彩画ワークショップも開催。雑木林の中に自力で制作した小屋で制作に取り組みながら、地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画などにも携わる。
ブログ http://d.hatena.ne.jp/naruseyohei
ウェブストア https://naruseyohei.stores.jp

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