初級

2017.2.13

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【今日から始める山写真 第5回】思い通りに撮るためにカメラの設定を変更する

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【今日から始める山写真~フレームのなかで見つける山の楽しみ】

■第5回 思い通りに撮るためにカメラの設定を変更する■

 

カメラを使いこなして自分の思い通りに写真を撮るには、カメラを適切にセッティングする必要が

あります。いまのカメラには便利な機能がたくさん搭載されていますが、山写真撮影では、そのほ

とんどの機能は使いません。そこで今回は、カメラのセッティングについて書いてみます。

 

カメラの設定を以下のように変更します。

通勤時のスマホをカメラの説明書に持ち替えて熟読してください。

 

撮影モード 

絞り優先オート(Aまたは、AVと表記される)に変更。

測光モード

光の測り方の種類を選ぶ。基本的には、多分割測光でよい。ニコンはマルパターン測光、キヤノンは評価測光と呼ぶ。

ISO感度設定 

光に対する感度を決める。早く上達したいのなら自分で数値を選ぶ。目安としては、晴天の日中や明るい曇りの稜線上、冬枯れの森ならISO100~400。晴天で葉が茂った森のなかならISO400~1600。そのときの光の量に応じて変更する。オートは便利だが、あまりオススメしたくない。

オートフォーカス

シングルAFに設定。キヤノンはワンショットAFと呼ぶ。複数あるフォーカスポイント(ピントを合わせる位置)のひとつを自分で選びピントを合わせる。シャッターを半押ししてピントを合わせると、半押ししている間はピントが固定され、ピントを合わせたまま構図を変えて撮ることができる。

ホワイトバランス 

普段はオートでよい。撮影時間帯や天候、または自分のイメージに合わせて「晴天」「曇天」「晴天日陰」「電球」等を使い分ける。

画質モード  

撮影後、画像処理ソフトを使って調整したいのならRAW。でなければJPEGに設定する。

仕上がり設定 

デジタルカメラは、仕上がりの雰囲気も変更できる。仕上がり設定はメーカーによって呼び名が違う。ピクチャーコントロール、ピクチャースタイル、クリエイティブスタイルなど。普段は「スタンダード」や「ニュートラル」でよい。「ビビッド」や「風景」など幾つも選択肢があり、好みで選ぶ。

 

ya_yamaph5_003

くどいようですが、撮影モードは絞り優先オート(Aモード)です。カメラを使いこなすまで、他のモードは使用禁止です。カメラ任せの全自動撮影(Pモード)や、撮影シーンに応じたモード(風景モードやポートレートモード、夜景モードなど)を使っていては、いつまでたっても自分の思い通りに写真を撮ることはできません。これからは、絞り値を自分で選択して被写体の前後のボケ具合をコントロールし、露出補正ダイヤルで写真の明るさを調整して写真を撮ります。

 

カメラの設定を終えたら、とにかくたくさん写真を撮ってみましょう。夜間の室内でも十分練習することができます。室内が暗かったら絞りの数値を小さい数値(例えばf2.8とか)にセットしてみてください。それでもシャッタースピードが遅くて写真がぶれてしまうようなら、ISO感度の数値を上げてください。(例えばISO1600)

次回からは、カメラを実際に操作していきます。

 

矢島慎一

埼玉県秩父市出身。岩と高所が苦手なカメラマン。
未知の山を歩くより、同じ山を何度も歩いて
何かを発見することに楽しさを見出すタイプです。
雑誌「PEAKS」にて「そろそろ本気で撮るぜ山写真」を連載中。

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