初級

2017.2.15

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今が見頃! 初心者でも歩ける奥多摩・百尋の滝へ氷瀑ハイクに行ってきました

こんにちは、編集部のテルです。突然ですが、みなさん「氷瀑/ひょうばく」をご存知ですか? 滝が凍った状態を「氷瀑」と呼びます。栃木県日光市の雲竜渓谷をはじめ、全国各所で冬の風物詩として親しまれています。八ヶ岳の赤岳鉱泉で作られる大きな人工氷瀑、通称「アイスキャンディ」は、アイスクライミングを楽しむ愛好者が多く訪れる冬の名所として人気があります。今回は、都心からアクセスのよい奥多摩の川苔山近くにある「百尋の滝」へ氷瀑を見物しにスノーハイクしてきました。

P1310779奥多摩駅改札を出て右手にあるバス停からバスに乗車して、「川乗橋」まで向かいます。
P1310778バスに乗車すること15分。「川乗橋」で下車するとすぐに登山口があります。最初はアスファルトの車道を道なりに登っていきます。
P1310773山道への分岐点は、道標とバイオマストイレが目印です。ここまではまだ道に積雪がない状態でした。今回は川苔山の山頂は目指さず、百尋の滝で折り返すプランで向かいました。百尋の滝まで1.9km、雪に足をとられなければあっという間に到着しそうな距離です。さあ、出発~♪
P1310732おやおや!? さっきまで積雪がなかったのに、沢沿いは雪道となっていました。山道は一人が歩行できるほどの道幅なので、凍結箇所は沢への滑落など注意が必要です。
P1310008凍結箇所で足を滑らせないよう道が開けたところで、トレッキングブーツにチェーンスパイク(モンベル)を装着しました。この日は薄らですが昨晩の降雪が山道に被っていたので、アイゼンではなくチェーンスパイクを選びました。山道が凍結している場合はアイゼンを装着したほうがよさそうです。また防水グローブ(フォックスファイヤー)とトレッキングポール(グリップウェル)も必須です。
P1310731装着完了! 積雪が深い場合はゲーターもあると安心です。この日は積雪が薄らだったのでチェーンスパイクのみ装着しました。
P1310769沢沿いの山道を進むと、いたるところに湧き出る岩清水が凍って、かわいい氷柱になっていました。木漏れ日が当たるとより輝きを放ち、きれいでした。
P1310734沢のせせらぎに耳を澄ませながら山道を進んでいきます。「この滝は高さがあるから難しそうだな…」。夏の時期に楽しめる沢登りを想像しながら歩くと寒さも忘れ、しだいに体温が上がっていきます。

ここが奥多摩の氷瀑スポット! 百尋の滝

P1310738完全凍結!! ではありませんでしたが、山道を歩きはじめて40~50分で百尋の滝に到着しました! 今年は雨天が少ないためか、滝しぶきは少ない様子。ですが、見事な氷瀑に感動しました。なぜなら、ここは東京! 東京で氷瀑が見物できるってすごくないですか!!P1310740恐る恐る、数秒で記念撮影を済ませて、氷瀑から距離をとりました。じつは、「氷瀑を見物しに行くのにヘルメットを忘れてしまった…」という不安を抱えていました。滝の勢いや気温上昇により、氷が落ちてくる危険性があるのでヘルメットをお持ちの方は安全確保のために装着しましょう。ヘルメットを装備していない方は、必ず滝から距離をとって鑑賞することをおすすめします。P1310760時刻はお昼時。春の花見を迎えるまえに、冬の氷瀑を見物しながら凍った沢の上で昼食をとることにしました。バックパックからダウンジャケットをとりだし、体温を維持しながら調理開始! 「はいっ! 数秒で出来上がり (笑)」
冬の登山は、例え、行き先が低山であっても体温維持が重要です。冬の休憩時は冷えるで、水分補給が少なくなりがちです。脱水症状に成りかねないので、しっかりと水分をとりましょう。山専ボトル(サーモス)に熱湯を入れてフリーズドライにお湯を注ぐだけの簡単ごはん。保温ボトル(クリーンカンーティン)に、自宅で温めたおにぎりを入れておくと冷えて固くならないのでおすすめです。温かい飲み物や食べ物を口にすることで、体温も上がるので日帰り登山でも行動食やお湯を持ち運びましょう。また雪のうえに腰を下ろすと冷えるので、断熱マットがあると快適ですよ。P1310767さて、心とお腹が満たされたので川苔山登頂はせず、歩いてきた経路を戻り下山します。前を歩く方の鮮やかなアウターが雪景色に映えますね。凍結箇所も少なく、落ち葉に雪が被った程度の山道だったので雪道に慣れてない初心者の方にもおすすめのコースでした。そして、偶然にも低山小道具研究家の森勝さんに帰路でばったり! 「モリカツさん!!? えっ、高尾山?」いえいえ、ここは奥多摩です。トレッキングイベントで訪れていたようです。P1310780下山後、再びバスに乗車して奥多摩駅に帰ってきました。雪が少なかったとはいえ、体は冷えているので駅前の飲食店に立ち寄ることにしました。古民家を改装したお洒落なビアカフェ「バテラ」。数種類のクラフトビールと食事が楽しめます。「夏なら分かるけど…ビールって寒いんじゃない?」と思いながらも入店してみるとストーブで店内はポッカポカ。P1310782スタンダードな「ゴールデン」(500円)というクラフトビールと揚げたての唐揚げ(600円)をいただきました。「くぅ~!! おいし~!!」じつはあまりアルコールが得意ではないのですが、「せっかくなので…」とオーダーしたビールは、味わい深くもスッキリとしたのど越しで飲みやすく、おいしかったです。苦手克服!(笑)

氷瀑を見物して、明るいうちに下山、カフェでまったりして帰宅する。またひとつ、すてきな山の楽しみ方を発見しました。もうすっかりクラフトビールに夢中ですが、氷瀑を鑑賞できるのは今の時期だけ。ぜひチェックしてみてください。

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