初級

2017.5.12

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アシスタント大吾、アウトドアスタイリストへの道! メインとサブのバックの組み

磨かれたセンスと培われた見識でビジュアルを彩るスタイリストという職業。

アウトドア媒体をはじめ、さまざまなフィールドで活躍するスタイリスト・近澤一雅氏のアシスタント・大吾くんが、独り立ちを目指して奮闘する日々をおくっている。

そんな半熟・大吾くんの修練のようすをおおくりする。

 

春の足音が近づいてきた今回、挑戦するのは「メインとサブのバックの組み合わせ」。

足取り軽やかになる季節だからこそ、いま一度見直したいアイテムだ。

はたして大吾くんはどう合わせるのだろうか!?

アシスタント大吾 23歳、宮崎県出身。ファッションやアウトドアカルチャーが好きでその追求心からスタイリストを目指し上京。スタイリスト近澤氏に師事しいまにいたる。趣味は山よりサーフィン。キャリア2年

アシスタント大吾
23歳、宮崎県出身。ファッションやアウトドアカルチャーが好きでその追求心からスタイリストを目指し上京。スタイリスト近澤氏に師事しいまにいたる。趣味は山よりサーフィン。キャリア2年

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スタイリスト近澤一雅 アウトドア系の企画を主食とする、アウトドアスタイリスト。媒体ディレクションから撮影コーディネートまで請け負うアラフォーの39歳。基本はドMで好きな言葉は『代打八木!』

大吾:

今回は、新作のバックパックをメインアイテムにテント泊、小屋泊、日帰り泊のシーン別でそれぞれを想定したスタイリングを組みました。重要になってくるのは用途にあったサイズ感だったり、すぐ物を取り出せるようにサイドポケットの充実されたものだったり。またはサブバッグで補えるところなどを考えてアイテムを選びました。

テント泊はちょっと大きめサイズでアタック

バックパック:イーサーAG 70¥33,000(オスプレー/ロストアローユーザーサポート)TEL.049-271-7113 サブバッグ:モジュール¥5,500(マックパック/ザ・ノース・フェイス原宿店)TEL.03-5466-9278

大吾:

ほかのシーンのなかでもテント泊は荷物が一番多いので、大きめのバックパックをセレクト。ライトなスタイルにするのであればもう少しサイズを下げてもいいかと思いますが、大きめで少しでも余裕をもたせるのが基本ですかね。選んだバックパックは厚めの生地になっていて、荷物がブレないように安定感だったり部分的にメッシュ素材で汗ムレを防ぐこともできたりと、山を歩くにもサポートしてくれるスペックが施されています。合わせには防水のウエストバッグを選びました。ウエストでも使えて、邪魔になるようだったらバックパックのサイドに取りつけもできるのでサブバッグとしてありなのかなと思います。

雨蓋を取り外すとサブバックに。ここまでは多くのブランドでも採用している機構だが、このモデルは別途トップにフラップもついている。

マックパックの定番の生地、アズテック使用のサブバッグ。その生地感にはファンも多い。体側にくる内側には2本のベルトも装備。バックパックにくくりつける際もブレにくくなる。

近澤:

70Lというサイズに間違いはないのだが、バックパックの特徴なんかをもう少し詳しく解説してほしいかな。とくに見えにくい背面なんかはどうなっているのか知りたいところ。底からもアクセスできるところは2基室で中は仕切られているのかな? ちょっと気になったのはバックパックに対してウエストバッグが大きいのでは。背負ってみてウエスト付けると干渉しない? そういうのも実際自分で試してみたのかね! リッドがとれてサブバッグになる仕様のバックパックなら、同じサイズをもつウエストバッグより、もう少し小振りでサコッシュのようなものが相性いいと思います。あとマックパックのアズテックは耐水性も高いが防水ではありません!!

大吾:

写真で見にくいところの説明を入れると、見ている人にも伝わるってことっすね……。すみません……。バックパックの中構造に関しても一言あると親切でした。やはり自分で背負ってみることが重要でしたか。説明にも説得力があっての良いスタイリングができるようにすること。それを目標にがんばります! 自己満で終わるスタイリングは良くないですし。イメージだけでスタイリング組むのはやめていこうと思います。そして、アズテックって防水じゃないんすね! 失礼しました!!

小屋泊はディテール多めのスタイルで

バックパック:オゾニック 50 アウトドライ¥30,000(マウンテンハードウェア) サブバッグ:キャッスルロックヒップバッグ¥2,900(コロンビア/ともにコロンビアスポーツウェアジャパン)フリーダイヤル0120-193-803

大吾:

テント泊にくらべると一回り小さいバックパックです。素材はアウトドライを搭載した防水素材で雨蓋は撥水素材ですが裏返しに使うことで耐水性をUPさせ、また発色の良いビビットカラーにもなっているので、悪天候でも目立つように細かい細部にこだわってるのがポイントっす! 合わせにはヒップバッグをセレクト。単体で使えば小屋内のちょっとした移動に使えたり、山を歩くときはバックパックのショルダーハーネスに取り付けてチェストバッグ使用にしたりできます。

バックパックの素材は、防水素材のアウトドライを使用。防水素材を使用したバックパックは数は少ないが、使い慣れると手放せない。

ストラップを斜めがけにしてショルダー仕様にしたり、フックをつかってバックパックのショルダーハーネスにも取り付けられる優れもの!

近澤:

カバー要らずの防水バックパックは数少もなくておもしろいセレクトだな。そのぶん外側からのアクセスやポケットなんかもミニマムになるので、合わせるサブバッグが重要なポイントになるぞ。サブバッグと更に小物を入れるハーネスポーチなんかもあればなおよかったと思うなぁ。小屋泊だとすれば、もう10Lくらいサイズダウンしてもテント泊とも差が出たのかな。撥水素材で裏返しに使うということがどういう意味かちょっとわかりにくいから、もう少しわかりやすく説明しなさい! ただ、ヒップバッグはチェストバッグにもなる仕様はいいと思うぞ。

大吾:

あざっす! 防水になるぶん最小限のポケットになるから、そこをサブバッグでどう補えるかなどが大事ってことっすね。ちょっとわかりづらかくてすみません……。雨蓋を裏返しにすると縫目がない撥水生地になっていて水が入りにくい構造になっています。ここでは2WAYで使えるサブバッグをチョイスしてみました。そういった意味でひとつのアイテムでなんパターンか使い分けできるアイテムが必須だと感じました。

日帰りはライトなスタイルで

バックパック:エフピーハイブリッド40¥24,000(ザ・ノース・フェイス/ザ・ノース・フェイス原宿店)TEL.03-5466-9278 サブバッグ:ハイカーサチェル¥4,000(グラナイトギア/ヴァーテックス)TEL.046-205-7391

大吾:

日帰りではロールトップ式のバックパックを選んでみました。メンズの方は好きそうなデザインっすね。フロント部分のポケットなどはありませんが、ロールトップならではの物の出し入れがスムーズにできて雨の進入も防ぎやすいっす。またサイズの調整もできるのもポイントですね。合わせは軽量のサコッシュを。貴重品、行動食、カメラ、地図などすぐ取り出せるものはサブバッグに収納。丈夫なナイロン生地なので傷ついたりする心配もなく便利かつ機能的に使えます!

背面はメッシュになっていて風通しがいい。背中も蒸れずに背負うことができる。また、ショルダーハーネスはベストタイプを採用。ブレが少なくなり軽快な動きにも対応する。

高い引裂き強度を備えながら、耐水性もあり軽量なコーデュラナイロン製のサコッシュ。愛用者もおおい素材だ。

近澤:

う~ん、日帰りなら40Lいらないかな。オマエはガイドさんか! 上記との差もあまり感じないし。ロールトップ式で容量サイズ調整がしやすいので幅広く使えるけど、これは基本的ではないぞ。軽量で薄い素材のぶん,荷入れをうまくしないといけないから、個人的には慣れた人に向いているものだと思っている。系統が同じ薄でのナイロン素材サコッシュで合わせたのは統一感が出ていいかもな。

大吾:

40Lより下ってことはデイパックぐらいのサイズ感がgoodなんすね。ロールトップって初心者には向かないんすか……。しかも軽いってことはそのぶんパッキングも難しいんっすね。軽さって部分で差をつけたつもりがやりすぎちゃいました……。アイテムによって初心者向けだったり上級者向けだったりなんかも頭に入れてセレクトしていきたいです。

近澤:

今回はちょっと撮影時に立ち会えなかったので、いつも以上に大吾のコメントが気になるところだったな。全国2万人の大吾ファンの皆様と、同じ読者として感じられたような……。写真と原稿でどれだけ伝えられるのか、わかりやすく正確に。自分としてもいい機会になりました。そう思うとまだまだな、オマエ。単純なことだけど、モノを選んで触って感じて想像することを真剣に楽しんでいるのかどうかが、あんまりまだ伝わってこないぞ。そういう部分も伝わるような連載にしてほしいんだよ、オレは。もっと疑問に感じたりする部分が考えているなかで出てくるはず。そういう細かい所を知ることでモノに対して興味が湧いたりして、おもしろくなって楽しくなったりしてほしい。しばらく間が空いてしまったぶん,強く感じた今回でしたね。

大吾:

次回も小物の組み合わせのスタイリングになってくるので徐々に知識を貯めて自分のものにしていきたいと思います! 最初は服の組み合わせから始まって今回バックパックの組み合わせがあって。まだ次のお題があって。最終的にはトータルのスタイリングができるようになるまでもっていきたいので、まだまだ勉強の身ですがしっかりやってこうと思ってます!

天の声

うーん、大吾。けっこう師匠に怒られちゃってます……。しかし、まだ道は半ば。とはいえ師匠がよしとするまで成長しなくては、スタイリストとして独り立ちの日はやってこない。がんばれ大吾!

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