今回は、コロコロとかわいい「おつゆ麩」を使ったおやつをご紹介。植物性たんぱく質が豊富なので、昔から肉の代用品としても使われてきた麩は、消化もよく、疲労回復効果も期待できるといわれています。吸水性が高いことから少ない量でも満腹になれるため、山の行動食としてもおすすめですよ。
使うのはたったこれだけ! きな粉は小分けタイプが便利です。
甘いものが苦手な人は、塩こしょうで味付けしても!
麩ラスク
材料(作りやすい分量)
おつゆ麩…25個
バター…15g
砂糖…10g
きな粉…10g
作り方
【山で】
1 フライパンを温め、バターを溶かして火を止める。麩を入れてバターをからめる。
2 麩の両面に焼き目がつくまで余熱を使って炒める。
3 密閉式ビニール袋に砂糖ときな粉を入れ、2を加えて振ってまぶす。
こんがりとしっかり焼き目をつけると、サクッとした食感に仕上がります。
昔ながらの食材「麩」を使った山おやつ、いかがでしたか? 前回ご紹介した「車麩の甘辛丼」(右)と合わせて、麩レシピをお楽しみくださいね!
※本コーナーで紹介しているレシピは、「ランドネ」2018年5月号(No.99)p96で掲載しています。ぜひ誌面もご覧ください!
- カノウヒナタ(KIPPIS)
アウトドアパーティを主催するKIPPISでフードスタイリストを担当。管理栄養士の資格をもつ。時間を見つけては山に登り、おいしいごはんを作って食べることが喜び。 www.kippis.me