2016.6.14

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【脱・ビギナー宣言3】山力をつけたいアナタにガイドが指南 次のステージを目指すなら、ここを歩け!

「テントは買ったけど実戦投入はまだ」、「縦走、憧れッス」……そんなビギナー登山者をレベルアップさせるべく、
“今後につながる”エッセンスが特盛りのルートを、山岳ガイドに教えてもらいました!

 

長〜い尾根で山の“難所”を体験 ~谷川岳尾根ルート~

「縦走登山」というコトバの響きは、多くの登山者を魅了するが、アルプス縦走に突然チャレンジするのは無謀。まずは比較的安全な山域で実戦経験を積むことが角谷さんのおすすめだ。ギア類の進化とともに軽量化も進んだとはいえ、やはり衣食住すべてを背負えば10㎏を優に超えることもしばしば。角谷さんに背負うコツを問うと「慣れることです」とガチな回答が返ってきた。「もちろん、パッキングやバックパックの背面長、フィッティングも大事ですよ。でも、重荷を背負ったときに痛い、辛いなどの感覚があるということは、すなわち体ができていないということですから」。
さらに角谷さんが力を込めるのは、登山者本人の〝自己問診〟だ。「地図に書いてあるコースタイムはもちろん信頼性が高いですが、あくまで参考。問題は、季節はいつなのか、自分が疲れすぎていないか、重荷を背負いすぎていないか、などなど。自分を取り巻く自然の状況、そして自分の体調を総合的に判断するクセをつければ柔軟な対処ができ、安全な登山が実現するのです」。
こうした意味においても、ややハードなアップダウンのある当ルートへチャレンジするのは、みずからの登山力を探り、鍛えるにはちょうど良い。実戦の場で力を磨きながらの縦走へトライすることで、ビギナーの殻をぜひ打ち破ってほしい。

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▲標高1,780mの大普賢岳山頂から見れば、霞む山々が連なる奥山ならではの景色。山に抱かれて、息を呑むような爽快感に包まれる

 

私が教えます!

A_角谷

角谷 道弘さん

個人ガイドや登山技術講習会を行なう山岳ガイド。「登山は自力で登るもの」をモットーに、依頼者のレベルに合わせたガイドを展開している。www.kadoya-guide.com/

 

~谷川岳尾根ルート~

[和佐又口バス停]⇒[和佐又山]⇒[和佐又山キャンプ場]⇒[大普賢岳]⇒[雅児岳]⇒[国見岳]⇒[七曜岳]⇒[無双洞]⇒[和佐又口バス停]

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★脱ビギナーの最終関門、縦走にチャレンジ

登山道は管理が行き届き、特別危険な場所はない。初日は和佐又山で足慣らし。翌日、かつての修行の場という洞窟、美しい滝、大普賢岳、小普賢岳
のピークを垣間見ながら、ハシゴやクサリ場などを慎重に歩く。七曜岳以降は一気に約600mも下り、また登り返すので体力を温存したい。

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重いバックパックを楽に背負える方法などないと思ったほうがいい。とにかくみずから荷を担ぐ経験を積み、必要な筋力を付けていく。

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現場で体と相談するのが重要とはいえ、ルートの下調べも欠かさないように気をつけたい。

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大峯奥駆道のアップダウンは厳しい。しかし、世界遺産を縦走できるのは究極の贅沢だ

 

文◎成清陽

写真◎斉藤政喜

(出典『PEAKS』vol.43)

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