2016.10.9

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日本で3番目に高い山「奥穂高岳」制覇のための初級ルートを歩いてきました!

こんにちは。編集サーヤです。

「奥穂高岳に登ってみたい!」という父の一言で決まった、今回の山行。

昨年百名山を踏破した最も経験豊富な母をリーダーに、

たまに母の山行に同行する父、私こと編集サーヤの3人で、秋の涸沢を登ってまいりました!

 

選んだのは、歩行時間は1日最長6時間程度とゆとりの日程かつ、奥穂高岳に登るにはもっとも易しいコース。

 

 

★コース★

(上高地前夜泊)

1日目 河童橋→明神分岐→徳沢(昼食)→横尾→涸沢小屋泊

2日目 涸沢小屋→穂高岳山荘(昼食)→涸沢岳山頂→穂高岳山荘泊

3日目 穂高岳山荘→奥穂高岳山頂→穂高岳山荘→涸沢ヒュッテ(昼食)→横尾→徳沢泊

4日目 徳沢→明神分岐→明神池→河童橋(昼食)

 

今回は母のヒザが本調子でなく、天気予報もあまりよくなかったため、

母「岳沢を通るルートも考えたけど、天気とヒザの不安があったから断念したよ」

父「山荘はできれば個室がいい!」という贅沢な希望もあり、宿泊は涸沢小屋と穂高岳山荘を選択しました。。

【1日目 雨】

前夜泊は贅沢にも五千尺ホテル。「ごはんもおいしいし、希少なワインがそろってるし、上高地に泊まるならここが最高!」と両親ともに絶賛!

はい、これから行ってきます! 残念ながら雨の上高地出発となりました。父「この平地のダラダラ歩きが長いんだよなあ。特に帰り……」

明神分岐に近づくと、サルの集団に遭遇。おんぶの親子ザルも! 雨の中、ちょっとテンションが上がります。母「このあたりはいつもサルが多くて、怖いぐらい」

徳沢で昼食を取り、横尾経由で涸沢へ。横尾谷の紅葉はまだまだで、ピークは10月上旬あたりかと思われましたが、涸沢に差しかかるにつれて紅く色づいたナナカマドが増えてきました。しかし、予想以上に雨がやみません……。まるで苦行です。

ほぼ休憩なしで、涸沢小屋に到着。前穂高岳と奥穂高岳の標識が立っているものの、何にも見えません。母「ほんとはここのテラスで飲むビールが最高なんだけどねえ……」。残念!

【2日目 雨】

2日目も朝から雨。しかも天気は下り坂とのことで、早めに出発しました。紅葉はきれいだけど、雨に濡れてゆっくり見る余裕ナシ。

雨のザイテングラート。岩が濡れて滑りやすいうえ、地盤が緩んで岩が浮きやすくなっているため、慎重に進みます。

穂高岳山荘に到着! 登頂したかのような母。「ザイテングラートを抜けてからの登りが意外と長かった!」

この日は天気がよければ奥穂高岳に登頂予定でしたが、雨のため断念。「標高の高い山の山頂はとりあえず踏んでおきたい」という父と一緒に、往復30分強の涸沢岳山頂へ。あたりは真っ白だけど、とりあえず登頂した記念

【3日目 曇り】

朝5時半ごろ、食堂で朝食をとっていると何やら「おお〜!」とどよめきが起きたと思ったら、朝日が顔を出した模様。ここにきて今回初めて、日が差しました! これは期待できます。

おお、これを登るのか! 前日は視界真っ白で、間近にそびえる奥穂高岳すら全く見えていませんでした。山荘に荷物を置いたまま、上り50分、下り30分の奥穂高岳山頂へ。いきなりの険しい上りに、ついに登頂するんだ! とワクワク。

いきなりのハシゴ、クサリ場は、槍ヶ岳の穂先への道を彷彿とさせます(つまりちょっとコワイ)。が、大変なのは最初の10分程度。父「いきなりの急な岩場に、最初は『さすが奥穂高岳だな〜!』と思ったけど、いちばんの難所は上り始めだったね」

今回の山行で初めて眺望が開けて、穂高の山々が見渡せました! 母「日程に余裕があってよかったでしょ」。右手には国内最難関の一般ルートと言われる、憧れのジャンダルムへの道が続きます。

ついに奥穂高岳山頂に到着! 左側にほこらと「奥穂高岳 3190m」と書かれた札が、右側には四方の山々の名称を示した俯瞰図があります。しかし、このあたりから急速にガスが上がってきて……

私たちが写真を撮るころには、真っ白になってしまいました! でもとりあえず登頂達成のポーズ。

穂高岳山荘で荷物を背負い、再びザイテングラートを通って涸沢へ。岩が濡れていないだけで、前日よりサクサク進めます。父「涸沢カールを上から眺める景色が楽しみの一つだったんだ」。確かに迫力の大パノラマ!

ガレ場を延々下って、涸沢へ。両親「もうこんなに紅葉してるとは思わなかった。よかったねえ!」。今年の涸沢の紅葉のピークは、9月末ぐらいでしょうか。

涸沢ヒュッテに到着。とりあえず無事登頂の祝杯と、名物のおでんをいただきます! テラスから紅葉を眺めながら、いつまでものんびりしていたい気分……だけど、この後徳沢まで下山です

この後、上りと同じ横尾経由で徳沢へ下りました。
余力があれば、涸沢ヒュッテからパノラマコースを通って徳沢に下りるルートもありますが、上りや多少危険な箇所もあるということで、今回は使用せず。
今回のコースの難点は平地の歩行時間が長いことですが、3日目を徳沢泊としたため、最後ウンザリしないで済みました。

父「念願の奥穂高岳に登れてよかった!」
母「涸沢の紅葉が素晴らしかったね。がんばった自分のヒザをほめてあげたい(笑)」
あと何回行けるかわからないこの3人での山行、大きなトラブルもなく終わって一安心。次回はどこに行こうか?


今回利用した山小屋の情報と、3人の山道具に関しては、また別の機会に!


文◉山賀沙耶
写真◉山賀沙耶、山賀寛

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