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2017.4.12

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筆とまなざし #040「初めての笠置山登頂は高橋庄太郎さんといっしょに」

昨日はライターの高橋庄太郎さんといっしょに笠置山に登ってきました。そう、アウトドア雑誌各誌やこの「Share the Moutain」でもお馴染みのあの庄太郎さんです。なんでわざわざ岐阜の田舎の標高1,128mの低山に来てくれたかというと、庄太郎さんが『PEAKS』で連載している企画にお声がけいただいたからです。どこでも良いから、ぼくが好きな山にいっしょに登って対談をするという企画。それならばと、地元の笠置山を提案してみたのです。

笠置山は、地元の人たちにとってはお馴染みのハイキングコース。しかし、ぼく自身は岩場には毎週通っているものの、じつは一度も歩いて頂上に登ったことがありませんでした。頂上近くまで車で行けるし、今後もよほどの機会がないとわざわざ登ることもなさそう。今回がその機会だと思ったわけです。

朝10時すぎに、山麓の駐車場を出発。頂上までは1時間ほどのようです。カメラマンの亀田さんと3人でいろんな話をしながら杉や檜の林を登ります。仕事の話、日常生活の話、将来の話などなど。途中、日本ではこの地域と対馬にしか自生しないと言われる落葉高木ヒトツバタゴ(別名ナンジャモンジャ)を見たり、前日の雨で増水した沢を渡ったりと、意外とたのしい山道です。少々蒸し暑く、うっすら汗をかいたところで林道を横切りました。ベンチでしばし休憩。大きな岩が出てくると、頂上にはすぐに到着しました。

 

 

頂上にある社(笠置神社奥社)に、鉄筋の屋根がついていたのは少し残念でしたが、笠置山の名所、名物である「くぐり岩」「百丈岩」「ヒカリゴケ」を見物。このあたりは大きな岩があって良いなあと思いながら、少し下って木製の展望台へ。残念ながら曇っていて遠くの山は見えませんでしたが、晴れていれば恵那山や中アルプスが見渡せる、なかなか眺めの良い場所です。

途中、いつものクライミングエリアに立ち寄り、前日にボルトを打った新ルートなどを紹介して下りました。

庄太郎さんといえば、テントを背負って北アルプスなどを旅する姿がお馴染みです。こんな岐阜の片田舎の低山にいるのがなんだか不思議ではありましたが、「こっちのほうにも来たかったんだよね」と、たのしんでいただけたごようす。この模様は来月発売の『PEAKS』に掲載予定とのことなので、ぜひたのしみにしていてください。

 

【連載一覧】
#001 山の小屋から
#002 夏になったら――
#003 北アルプス、そのまた北へ(前編)
#004 北アルプス、そのまた北へ(中編)
#005 北アルプス、そのまた北へ(後編)
#006 真夏の小さな物語
#007 初めてのマルチピッチ(前編)
#008 初めてのマルチピッチ(後編)
#009 星野道夫さんに会いに行く
#010 吉田 博と「劔山の朝」
#011 上高地スケッチ絵画講座、開講
#012 偉い! とうなったおすすめギア
#013 ドロミテ山塊へのクライミングトリップ
#014 笠置山クライミングエリアの開拓
#015 秋のよろこび、中津川の味覚「栗きんとん」
#016 ようこそ ようこそ 笠置山クライミングエリア
#017 カフェのご主人、お客さんと、秋の野外水彩画教室
#018 3代目の山道具、ラ・スポルティバのボルダーXミッド
#019 山と道具の2017年カレンダー
#020 ちびっ子クライマーたちの外岩デビュー
#021 鍛金ワークショップで自分だけの山道具を作る
#022 太平洋に面した“最果ての地”のクライミング
#023 菊池哲男さんが写した、美しきアルプスの星夜
#024 憧れのヨセミテと、クライミング計画2017
#025 アウトドア文化としてこの地域に根差すために
#026 年末年始の相棒に、拳大の小さなストレッチギア
#027 中津川のお正月。明けましておめでとうございます
#028 名古屋で『吉田博 木版画展――抒情の風景』を見る
#029 名古屋の古着屋でめぐり合った、お守りのカラビナ
#030 徳島県は日和佐海岸へ、6日間のクライミングトリップ
#031 展示会シーズン! 笠置山クライミングエリアのために
#032 長衛小屋の手ぬぐいと、カモシカスポーツのTシャツ
#033 すてきな山の紙モノを見つけられる『アラスカ文具店』
#034 クライミングトリップの新しい相棒は超大型ギアバッグ
#035 東海の名物ルート、運否天賦(5.13c)にご対面
#036 笠置山クライミングエリアでアウトドアフリマを開催!
#037 特注品もオーダーできるナンガのコンセプトショップ
#038 笠置山クライミングエリアで講習会を開催します!
#039 早春の根ノ上高原から、残雪の恵那山を見上げる

 

 

成瀬洋平
Yohei Naruse

1982年岐阜県生まれ。山を歩いて見聞きしたことを絵や文章で表現することをライフワークとする。雑誌への執筆のほか、展覧会や水彩画ワークショップも開催。雑木林の中に自力で制作した小屋で制作に取り組みながら、地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画などにも携わる。
ブログ http://d.hatena.ne.jp/naruseyohei
ウェブストア https://naruseyohei.stores.jp

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