2016.11.22

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レイヤリングのポイントは「脱ぐ」こと【冬山のウエア講座】

各地で初雪ニュースがちらほらと。まもなく、冬シーズンも始まりますね〜。そんな冬の山で注意したいのがレイヤリング。「あああ、そうね、レイヤリング。重ね着のことでしょ。知ってますよー」なんてひとも多いはず。けれどね、大事なのは重ねて着ることだけじゃなくて、重ねたウエアを脱ぐっていう点なんです。というわけで、重ねて着るという観点ではなくて、「重ねたウエアをいかに脱ぐか」をレクチャーする冬山のウエア講座のはじまりです!

冬に防ぎたいナンバー1は「汗冷え」

そもそもレイヤリングとは、<暑くなったら脱ぐ、寒くなったら着る>ってことなんですが、ポイントは適度な体温を維持することにあります。
たとえば夏でいえば、暑ければ汗をかき、汗が蒸発することで体から気化熱が奪われ、涼しくなります。これは、確かにとてもよい。
けれど、寒い冬の山で、汗をかくことで結果的に体温が下がってしまう……これがいわゆる汗冷えで、いかに防ぐかが、冬の山で注意したいことなんです。

夏も冬も同じ山なら運動量は変わらない!

でも、冬は寒いからそもそも汗はかかないんじゃないですかー。ハイ、その通り! 外気温が低い分、体が冷やされ、体温は上昇しにくくなりますよね。
けれど、大切なことは、山自体は変わりがないということ。つまり、その山を登ったり下ったりするために必要な運動量、すなわち体への直接的な負担は夏も冬も同じなのです。
その点から考えて違うのは、ただひとつ<外気温>。これが体温上昇分を下げてもらう程度ならよいのですが、冬といってもポカポカ陽気になったり、積雪等によってものすごく激しい運動が必要になる場合だってある。にもかかわらず、冬をひとくくりにしてただ厚着をしていたら、それはやっぱり汗はかきますよね。

「着るよりも脱ぐ」を中心にして考えよう

といっても、出かけるときには寒いじゃないですかー。ですよねー。
だから、山では「脱ぐ」をポイントにして欲しいという提案なのです。「脱ぐ」の基本は<暑くなったら脱ぐ、寒くなったら着込む>のひとことになってしまいますが、この「暑い」というのにも注意が必要です。
たとえば、体がぽっぽと暖まってくるのを感じる程度であれば一番上のアウターを脱ぐ。それでも暑ければ保温着であるミドルで調整します。風が強いのだけど運動量が激しく、汗をかきそうだ。そんなときならアウターを着て風を防ぎ、ミドルは脱ぐ。アウターもミドルも脱いだのだけど、もう、ほんとに暑くてどうしようもできない! そんなときはアンダーも…はできませんので、ちょっと寒いかな、と思うくらいの薄手~中厚手くらいのものがアンダー選びのポイントになります。

次回は「アンダーウエア」の選び方を掘り下げます

まとめましょう。脱ぐを中心に考えると、行き着く先はアンダーウエア。だから、アンダーは薄手~中厚手を選ぶことがポイント。
これが、今回覚えてほしいことです。次回はこのアンダーについて、もう少しつっこんで考えていきます。

文◎木村和也

最新ウエアの情報は「ランドネ」12月号をご覧ください☆
https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/randonnee-426139/

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