2016.12.11

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アンダーウエアを選ぶ簡単便利なマトリックス【冬山のウエア講座】#02

さて、まずは前回「レイヤリングのポイントは“脱ぐこと”」の簡単のおさらいから。

「暑くなったら脱ぐ、寒くなったら着て、体温を一定に保つ」がレイヤリング(重ね着)の基本的な考え方ですが、冬の登山で注意したいポイントは「汗冷え」です。

そのために大切なことは「着るよりも脱ぐ」を中心にして考えること。

脱ぐを中心に考えれば、選ぶべきアンダーウエアは薄手〜中厚手がベターということになります。

その一方で、そもそも着ていなければ脱ぐこともできないわけでして、今回は逆の観点から、つまりは着るという観点からアンダーウエアについて考えてみたいと思います。

あなたは寒がりさん? 汗かきさん?

アンダーウエアを選ぶ際の第一歩は、自分のタイプを知ること。タイプといっても漠然と「寒さに強い・弱い」ということではなく、汗冷えを防ぐという観点からタイプを把握することが大切です。
そこで、第一の質問。あなたは暑がりなのでしょうか、それとも寒がりなのでしょうか?
暑がりならアンダーウエアは薄手を選ぶのがベターだし、逆に寒がりならば中厚手がおすすめ。
次の質問は、汗かきなのでしょうか、そうでないのでしょうか?
汗かきならばとくに速乾性を重視したいし、そうでなければ肌触りも加味しながら選択の幅を広げればいいでしょう。

素材を知ればさらに効果的!

冬のアンダーウエアは当然、保温をベースに作られています。
その上で選ぶ際にポイントとなるキーワードに「化学繊維」「ウール」「発熱性」の3つがあります。
化学繊維とはポリエステル等の素材のことで、メリットは速乾性にすぐれていること、デメリットは静電気がおきやすいことです。タイプとしては暑がりさんに向いています。
ウールとは羊毛のことです。メリットは発熱性があること、デメリットはちくちく感があることです。タイプとしては寒がりさんに向いています。
とはいえ最近では、静電気が起きにくかったり、発熱する化学繊維やちくちく感の少ないウール素材、また混紡タイプなどもあるので、基本の性質を理解しながら素材の特性を考えるとよいでしょう。

アンダー選びの簡単マトリックス!

まとめましょう。縦の列として「暑がりなのか・寒がりなのか」、横の行として「汗かきなのか・そうでないのか」にとって分類したのが下記です。この表組をもとに考えれば、登山ショップでも迷いませんよね!

次回はミドル選び!

さて、次号からはミドルレイヤーについて。お楽しみに!

イラスト◎別府麻衣

最新ウエアの情報は「ランドネ」12月号をご覧ください☆
https://www.ei-publishing.co.jp/magazines/detail/randonnee-426139/

木村和也
Kazuya Kimura

1971年新潟県生まれ。登山、スキー、農業をテーマに編集・制作を行うwa・nal代表。フリーペーパー『山歩みち』編集長。新潟県南魚沼市にて、無肥料・無農薬栽培によるコシヒカリも生産している。
wa・nal http://wa-nal.com/
山歩みち http://www.sanpoweb.net/

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